漢字による署名は本人証明になりにくい?

印鑑登録イメージ

明治6年10月1日に太政官布告で署名押印の制度が定められましたが、明治政府は一度は西洋にならってサイン制にしようと試みたようです。 議論の末記名押印するというスタイルに落ち着くことになり、現在まで続いています。 この押印という習慣は、漢字を使う国独特のものだそうです。 西洋でも封蝋に押す家紋のスタンプなどはありますが、基本的にはんこを使いません。 重要な契約もサインのみで行います。

なぜ日本ではサインだけではなく押印する必要、ひいては印鑑登録までしてはんこを重要に扱う必要があるのでしょうか。 大きな理由のひとつとして、漢字による署名は模倣が比較的容易なため、サインだけでは本人証明の役割を果たしきれないということがあるようです。 筆記体のサインは個人差が非常に顕著に出るのだという話です。

英語が苦手で筆記体の解読は輪をかけて苦手なわたしには、わずかな違いまではわかりません・・・というかみんな同じに見えてしまうのですが。 昔観た『太陽がいっぱい』という映画で、主人公がスクリーンに大写しにした他人のサインをなぞって練習を重ね、完璧に模倣するシーンがあったと思うんですけど、サインの模倣だって頑張ればできてしまうんじゃないのかなという気もします。

日本の草書体は西洋でいう筆記体にあたる文字だと思うのですが、こちらはお習字の時間に少し習ったくらいで、日常的には使いませんね。 草書体でサインするようにすれば漢字でも模倣されにくいと思うのですが、それでも駄目なのかしら。

現に草書体の署名を原型として生まれた花押という書き判があるのですが、どうして浸透しなかったのでしょうね。

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